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引き抜き帯
引き抜きの帯結びって、アレでしょう?
と角出し結びと銀座結びの違いで悩んだり、の部類に入るかもしれませんね。
しかしそれだけではありません。
卒業式や入学式、留袖などでも合せる帯として登場もします。
そのような時にお太鼓結び、二重太鼓として結んで差し上げるのがこの様な場では相応しくなりますので引き抜き帯でお太鼓を結ぶことが出来ず、いつものとおりのお太鼓結びの流れで結んでしまっては大変!
お太鼓の柄が逆さになっている!とクレームになってしまいます。
着付け師もお客様も柄付けが逆さになっていると気付かなければ問題にはならないかもしれませんが、着付け師がいずれ気付く日が来たとしましたら冷や汗タラタラとなります。
お客様だって気付く日がくるかもしれません。
帯結びの時に、お太鼓の柄をたれ先とピッタリに合せることを常にされている着付師さんですと、お太鼓枕をお太鼓に当てる時に必ず柄を確認しますね。
その時に、こちらの帯はいつもの流れで結んではいけない帯!と気付きます。
お太鼓の柄が逆さになっていましたら当然気付きます(*^^*)
その時に引き抜きの流れに変更すれば問題ありませんが、結び方を知らないとメチャクチャ焦りますよね。冷や汗ものです。
頑張って引き抜きの流れを思い出せれば、問題はクリア~!
しかし、直後に更なる問題に気付きます。
次の問題・・・(^-^;
それは、お太鼓(一重)なのか二重太鼓なのか(汗)
引き抜き帯は年代物が多いため、長さの問題も重なってきます。
そしてお客様の体型と・・・。
今回はお太鼓結びの流れをご紹介いたします。
次に二重太鼓の流れをお伝えしますね。
そして長さが短めですがどうしても二重太鼓で結ばなければならない時の方法も予定しています。
それではいつものように今回の動画のご紹介です。
結ばない!引き抜き帯のお太鼓結び●手順・結び方YouTube動画・小春の着付け教室
結ぶ流れですと、当然長さが短くなってしまいます。年代物の帯のため、現代の帯と比較しましたらだいぶ短めの帯です。そしてスレなどにもデリケートですから結ばずに仕上げるのが最善策です(*^^*)
結ばない引き抜き帯の結び方の流れですから
- 帯の長さを必要としません
- 帯地を擦らずに進められます
- 縦糸、横糸を切ってしまうという不安が無くなります
- 厚みのある帯でもスッキリと結べます
- 硬い帯でもスッキリと結べます
動画で使用した帯は芯は入っていませんが厚めの京袋帯です。
引き抜きの帯ではありませんのでお太鼓の柄が逆さになります。
動画の最初の方に、一般的な流れで結んだお太鼓と引き抜きで結んだお太鼓を比較していますので参考にしてくださいませ。
10年以上前から「折り紙のように」と表現してきた私ですが、今回も折り紙のように丁寧に折りたたむ、辺を揃えるという点を意識しながら進めて頂きますと、難しさは全くなく仕上げて頂けます。
着付けクリップを上手に活用して頂くのもポイントです。
動画では小さめの着付けクリップで進めていますが、大きめの着付けクリップをお使い頂く方が楽に、しっかりと止めることが出来ます。
▼こちらからどうぞ(*^^*)
▼YouTubeサイトでご覧頂く場合はこちらからどうぞ(*^^*)
https://youtu.be/yhXZgQG_z2w
参考になりましたら嬉しく思います(*^^*)
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