【着付師】お洋服にお召し替え時に分かる着付け技術

友人にとって大切な日の着付け、お役に立ちたかったのですが・・・(涙)

今日もよろしくお願いいたします

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友人のご子息の結婚式当日のことです。
当日は私の都合が合わず、また諸事情がございまして結婚式場で友人の黒留袖とお嬢様のお振袖のお着付けのお手配が完了しておりました。

有名な式場ですし、着付けに関しては大手のお名前が♪
ですから安心。

それでも、お着付け前に着付師さんへお伝えすべきことなどを友人にはしっかりと伝えておきました。一応ね、念のため。

お客様からのご要望をお着付けの始めに伺っておくと、着付師もどのようなことに配慮したらいいのかが分かりますので、双方にとって良いことですからね♪
ココは大事です。

私はお着付け現場の移動時に、素敵な挙式になることを願いLINEでメッセージを送りました。

が!
既にその時からちょっと・・・。
お着付けに関しては怪しい方向へ流れ始めていたようです。

友人からのLINEでは「変な着付けなの」と。

お嬢様のお着付けは成人式には振袖を、卒業式には袴をお着付けさせて頂いておりますのでお着物が全く初めての方ではありません。
お着物大好きで、夜まで着物で過ごしていても平気なくらい可愛らしい方です。

ですから着物を着た時のある程度の体へのフィット感、紐の締め加減などはお身体が分かっています。ですがこの時のお着付けでは、体への負担があまりにも大きく、着付け途中で涙が出てしまったほど・・・と。
友人も「こんな感じの着付けでよろしいの?」という疑問を抱えたままだったようです。

(´;ω;`)

お着物大好きなのに、この日は式場で振袖からお洋服に着替えられたそうです。
本当ならそのまま着て帰りたい気持ちだったでしょうに。

後日、友人に見せて頂いた写真に言葉が一瞬でなかった私。

2015酷い振袖着付け2

2015酷い振袖着付け1


この写真から、当日どれほど辛かったのかよく理解できます。

下前のおはしょりが下がっていることや伊達締めが折れ下がっていること、後ろの補整が足りないということは除き、最低あと2ヶ所に手を加えるだけで着心地の良さが180度変わるのに・・・とこの写真を見ていて辛くなります。

友人は、お嬢様のお着替え中、帯を解いたときのあまりにもひどい状態に、思わず写真を撮ったのだそうです。見せて頂けて有難かったです。
と、同時にお着付けできなくて申し訳ない気持ちいっぱいになりました。

今回のことはとてもショックです。
結婚式という大切な日のお着付けで、お身体に負担のある着付けやお着付け中の不快感など絶対にあってはならないと思うのですが、親子でお辛い経験となってしまった友人がとにかくお気の毒でした。

ただ、帯結びは可愛らしくして頂けたそうで、お嬢様も喜んでいたそうで良かったと言っていました。
お着付け以外は素晴らしい結婚式となったようです


お着付け上がりの美しさも大事ですが見えないところの整えの方がもっと大事


もうず~~~っと昔からお伝えし続けていることなのですが、見えないところの処理はとても大事ということ。
このような写真を見るとシミジミその大切さを理解して頂けると思います。

どんなに表面上の見た目だけは美しい仕上がりになっていてもお着物をお召しのご本人に不快感があっては良い着付けにはなりませんね。

卒業式など会場で一斉にお着付けが始まり、お式のあとには一斉にお着替えとなる場合には、他着付師の着付け方法を、解きながらじっくり見ることが出来、着付け技術の参考にさせて頂くことも出来るチャンスとなります!

着用時間の長さからどのくらいの着崩れがあったのかも興味のあるところではないでしょうか。これは見た目で分かりますね。
さてお客様の着心地は?

お客様が仰る言葉と、解きながらの着付師が感じ取れる個所が一致していれば「なるほど!ここがよろしくない部分なのね」とその個所の着付け方法についてマイナスとなる方法が一つ見つかります。

逆に良い個所があれば、メモメモ・・・φ(・ω・ )
今後の自分の着付け技術にプラス!

このような会場では、ご自分が着付けたお嬢様がご自分のところに戻られる確率は低いと思いますが、もしご自分のところにも戻って来て頂けたらドキドキしながら解いていかれるでしょうね。

補整に使用したタオルなどは、当て方がよろしければおおよそご自分が着物を着た時と同じ感じになっているはずです。
着物からのお召し替えの時、補整タオルがボトンと落ちるあの時です(笑)
違和感があればこの時確認しますでしょう?
お紐類もそうですよね。解きながらの確認はとても大事ですから。

普段着物をお召しの方とはかく汗の量は違いますが補整タオルがつぶされた状態は一緒ですので、ご自分の時と同じように内側の見えない部分に手を抜かずお着付けしていれば、身体へ負担のかかるお着付けになりませんね。
ええ、タオルのたたみ方でも不快感はありますね。


着上がるまでの流れ、手を抜いている個所があるかも?と思われた方は、着付けの流れを少し考えてみると不安は少なくなります。

過去の話ですが、お着付けは特に問題はなかったようですが、一日お振袖で過ごされ、夜にお召し替えの時お母様が補整の汚さに気付かれクレームになった事例があります。
その着付師さんはご自分のお着付けに自信を持たれている方でしたが、お客様にご迷惑をおかけする残念な結果となってしまいました。

見映えは良くても、お召し替え時点でクレームとなる場合もあります。
見えない個所もお身体に負担がないよう配慮あるお着付けの流れを作り上げられると良い着付けとなるのでしょうね。


もし、この写真をご覧になり、私が着付けたお客様かも・・・と思われる方がいらっしゃいましたら、お気を悪くされたかもしれません。
着付け技術はどの着付け学院を出たかではなく、また着付けの年数でも着付された人数でもなく、お客様が心地良く着付けられたと感じ、大切な日に快適にお過ごし頂ける環境をご提供できるかということが一番大事だと思いますので、友人(お客様)の感想が今後のお着付けに活かされますことを願っています。


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小春流ですが(笑)♪

成人式のお着付けを所属されている学院等から頂くお仕事の場合、流派通りのお着付けにしなくてはなりません。お紐の持ち方から流れ全て統一されていますものね。

所属されているところで流派通りにすることについて徹底されていない(少し緩い感じの)場合には小春流もぜひ参考にされてくださいませ。

着付師技術向上テキスト:着物の着付け





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カテゴリ: 着付け技術