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帯の上線はゆったり、下線はピッタリに仕上げるととっても楽に過ごせます♪

先日の写真の続きです♪
今日は帯揚げの写真を~(^_-)-☆

今日もよろしくお願いいたします

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過去に横からの写真を公開しております。
横から見ると斜めになった胴に巻かれた帯です。

下線は身体にぴったりとくっついていまして、上線はゆったりとしている写真です。
こちらのページに書いております♪

前帯の位置

見た目にもゆったりしますよね。
ご本人もとっても楽です。
帯の下線を締め、上線はゆったりにした着上がりになるよう、少しだけ意識してみると違いが出てきます。


結ばない帯揚げの整え写真1


スタート時点の帯の中の写真です。
この写真では、帯枕の紐の結び目は左側にしています。

衿が緩んでくる・・・などと気になる方は、上前の衿に添って結ぶと緩みにくくなる場合もあります。右側に結ぶということですね。
枕ひもの締め方によっての違いも出てきますので、不具合のある方は研究してみると良いです(^_-)-☆

帯の上線がゆったりしているのが分かると思います。
スカスカですよね。枕紐は身体にギュウギュウにつけていませんので圧迫感もありません。

20151003obiage1(結ばない方法の整え方写真)

◎三重紐も含まれていますので着付師さん向けてですが、結び方、整え方の参考テキスト(動画)
DLmarketで購入
【着付師■枕のガーゼ&三重紐の整え方(動画解説)】


結ばない帯揚げの整え写真2


左上前に整えますので、まずは下側になる右側の帯揚げを整えます。
少々きつめに入れ込んでおくと後で調整した時、たるんだ頼りない仕上がりになることを防げます。

20151003obiage2(結ばない方法の整え方写真)


結ばない帯揚げの整え写真3


続いて左側です。
同じように整え入れ込みます。ここでも少々きつめに入れ込みます。

20151003obiage3(結ばない方法の整え方写真)

この写真では、内側のチェック織りの生地が見えています。
この部分はスカスカになっていますので、ちょっと帯の中を見てみるとこうして中に何もないことが分かります。

※へちまの帯板を綿麻の生地で包み、メッシュのベルト付帯板で固定しています。

ココがゆったりとしていると苦しくはなく楽に過ごすことが出来ます。

帯の中は空いていますので、懐中時計も入れやすいですし、リップクリームや鏡などの小物入れても影響はしませんので良いのです。リップクリームは縦でも横でも、お好きな向きで入れられます。帯揚げの下に入れ込んでしまえばOK♪必要な時にすぐに使いたいものは身に着けておくと便利です。

上から見られても大丈夫なように、帯揚げで隠してしまえば、このスペースに入れられるものなら何でもOKです。


結ばない帯揚げの整え写真4


20151003obiage4(結ばない方法の整え方写真)

仕上がってからお好みで帯揚げを覗かせたい分だけ引き出し整えればカンペキです♪

この写真の右の方には中のチェック生地が見えていますね。
帯を外側に引けばこうして中のゆったり加減がよく分かります。
お出掛けの時は左側のように帯は定位置しておきます。


結ばない帯揚げの整え写真5


20151003obiage5(結ばない方法の整え方写真)

先程のまま写真を撮ってしまったため、帯揚げが左右対称に写っていませんが・・・(汗)
お好みでお好きに帯揚げをのぞかせて完成です。

真正面から見ると、帯の上線がゆったりしていることには気づかれませんね♪

帯枕のお紐と帯揚げの整えと処理が正しければ、ゆったりしていても崩れることはありませんので、帯の上線がゆったりとなるように仕上げてみてくださいませ。
圧迫感がないととても楽に過ごせます♪
そして着付け上級者さんにみて頂けます(笑)

他装でも同じですので、こうして差し上げるとお客様は楽にお過ごしになれます♪


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