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着付師クリップの種類
着付け用のクリップとしては可愛らしいものからプロ仕様のものまで幅広くありますよね。
私も今までいろんな着付クリップをご紹介してきました。
着付師クリップをお選ぶときは、その着付けクリップをどのように使用するか、どこに使用するかによって選び方が変わってきます。
帯結びに使用するのなら、大きくてしっかりと留まるものが安心ですし、お着物の衿止めに使用するのなら、小さいクリップの方がヘアスタイルに影響させてしまう心配がなくなりますね。
大きいクリップを衿止めに使用すれば、お客様が首を動かす時に髪の毛に当たってヘアスタイルが崩れたり、お客様のお顔にクリップが当たってしまったりもします。
着付け中にお電話やメール、LINEなどされるのも仕方がないことですよね。
お客様にずっと、じ~っとまっすぐ立っていていただくことが難しいですから、少し動かれた時に不都合となってしまうことがないよう配慮があった方が良いと思いますので、着付けクリップ選びはとっても大事です。
大きいクリップ
昔からある赤いクリップ。
可愛くないわよね~と思いつつ、ピンチ力は優れていますよね。
プロ仕様ということなのでしょうね。
お値段もちょっとお高めですよね。
▼一般的な着付け用大きめクリップ

▼最近発見した可愛い着付け用大きめクリップ

▼角度の変化で作業しやすい着付用大きめクリップ

小さいクリップ

着付けの流れによって必要な個数を決めておく
着付け用のクリップを沢山準備されている方はとっても多いと思います。
何となくプロっぽくてカッコいいイメージもありますよね。
沢山ご準備されてお着付終了時にクリップの個数が減っていない場合は、ご自分の着付けの流れが確立されているということでしょうから心配はありませんね。
でも、お着付けの度に着付けクリップが無くなっていくの・・・という方は、ご自分の着付けの流れがまだ出来上がっていないと思いますので、着付終了時に最終的な確認がしにくくなっているため起こってしまうパターンなのだと思います。
クリップは高価な着付師道具ですから、お客様のお身体にくっつけて見送りしてしまうのは勿体無いということもありますが、そのことが着付け現場でのクレームとなってしまいますから絶対に避けたいですよね。
着付けクリップを無くしてしまったら、また買えばいいの、という考えはちょっと違います。
ご自分流の着付け方法をしっかりと作り上げることで、着付けの流れでどの場所に着付けクリップを使用し、どの時点でその着付けクリップを外すかがしっかりと分かっていればクリップの外し忘れは防げますね。
時々、流れが変わってしまうとキケンは増えますけれどね(汗)
お客様へ差し上げてしまった経験ありです(^^;)
私は自分の着付けの流れが出来上がった時にはクリップ3個使用となっていました。
着物の着付けも3個、帯結びでも3個使用します。
着物の着付けが完了した時点で着付けクリップの個数を確認。
もし数が足りなければ、この時点で回収することが出来ます。
細かく言いますと、肌着、長襦袢、それぞれ完了した時点でクリップの確認を行っていますので、万が一前の段階でクリップの回収を忘れていたとしてもすぐにそのクリップを外すことが出来る状況にしています。
帯まで結び終えてからクリップが長襦袢についている!とか、肌着につけっぱなしをしてしまった!となっては回収することは困難です。
ひとつひとつ確認をしながら進めることで、着物の着付けを完了した時点で着付けクリップは3個回収完了となっているわけです。
帯で使用する場合も、3個それぞれに役割があり、そのそれぞれの役割が完了するとクリップは回収されます。私の体に着付けクリップがくっついていることになります♪
役目を終えた時点での回収となり、そのクリップは次の作業で必要とされています。
どの箇所に着付けクリップを使うか分かっているのですから、着付けの流れでそのクリップを回収するような流れにしてしまえばつけっぱなしになることを防げますね。
ということで、ポイントをまとめてみました♪
着付師が把握しておきたい着付けクリップ使用の注意点
- 着付けクリップの必要個数を決めておく
- どこで使用し、どこで回収するかの流れを決めておく
- クリップの個数を確認する場所を着付けの流れに入れておく
- 必要ない予備のクリップは身に着けない
- いつも通りでない着付けの流れになった時は要注意
小春の着付けクリップ
私は小さい着付けクリップ大好きです!
開閉しやすいからという理由です。
握力がない為(か弱ぶっています)、開きにくい大きいクリップの取り扱いが苦手ですし、お客様のヘアスタイルに影響を与えてしまうのを避けたい為です。
その為、小さいクリップ3個をメインで使い、帯結びに入ったら大きいクリップを使うという流れでしたが、全部でクリップ4個は多く、逆に確認するのが面倒ですし、回収し忘れることもおきますので、今は大きいクリップ1個と小さいクリップ2個を使っています。
物は違いますが、この感じです。

このセットはお得感あります!
これから準備される方は、かなりお勧めですが、着付学院オリジナルクリップになりますのでちょっと・・・という方は、こちら。
ん?
私と一緒になりますけれど・・・(笑)



弔事と慶事によっての使い分けをしています。
大きいクリップのこの形状が良いのですよ~ということはもう何度か書いておりますが。帯結びの巻き終わりに留めておくには最高です。お着物でもこの形状が本当に使い勝手が良くてお気に入りです。
ねっ?
つけ外しがしやすそうでしょう?


大きいクリップですと1つで充分なピンチ力があります。
小さくて頼りないわ~と思う場合には2個使用がお勧めです。
写真の小さい着付けクリップは、むか~しから使用しているもので、さすがにピンチ力が弱くなっていましたので、ここぞ!という時には使えなくなってきました。
今は黒ネコちゃんメインです。
可愛いですし、可愛いだけじゃなく強いピンチ力があるので頼れる着付けクリップです。
小春お勧めの着付けクリップを販売しているお店
下記の商品写真をクリックして頂くとショップ様へ移動します。
大きい紫のクリップ、小さい白とピンクのクリップ、小さい黒ネコのクリップ、それぞれお店が違います。ぞれぞれに頼れる着付けクリップとなっていますので、着付けの仕事として使用するには最適です♪
自装でお着物を楽しむ目的で購入する着付けクリップと、お仕事として使用する着付けクリップでは選択基準が異なって当然です。
着付師さんはしっかりと頼れる着付けクリップを着付師バッグに入れておきたいですね。
▼小さいクリップ(黒ネコ)2個



▼大きいクリップ(紫)1個

もし、複数名のお着付けが続き、前もって着物の衿止めに使用するような場合は、それ専用に何セットか用意しておいても良いですよね。
または着付けの流れで無駄をなくしますと、お一人目のお客様のお着付け完了後に次のお客様の着物の衿止めをしても、ゆっくり作業しても10秒かからないと思いますので、予め準備することでクリップの個数が分からなくなってしまうようでしたら、お着付開始時にクリップを使用する方が安心かもしれませんね。
これもご自分の着付けの流れでどれだけの無駄を省けるかにかかっていると思います。
あれこれ考えるのも楽しいですし、それらの無駄を省け着付時間の短縮が出来た時はもっと嬉しいですから、着付けのお仕事が落ち着いている時期にそのような研究をしてみるのも良いですね。
お着付けのご依頼を重ねるごとに技術向上して行かないといけないですものね。
やる気が出て参ります!
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