【着付師】美しい袴の着付け(7)袴に帯揚げは必要?

結局・・・♪
喪服の着付けや振袖と同じように7回に揃えました。

今日もよろしくお願いいたします

にほんブログ村 ファッションブログ 着物着付けへ
にほんブログ村
 
喪服や振袖では「準備」としての内容で、こちらは着付技術的なことですので、まとめる回数が一緒でもちょっと違いはありますが・・・。

まぁ、私の中でスッキリ!ひと区切りと出来ますし、7という数字は大好きですので。きっと良いことがあるわ!(笑)

※各ページの一番下に、喪服や振袖の記事一覧があります♪


袴に帯揚げは必要?というご質問が多くなってきました


昔はこのような発想はありませんでしたよね。
成人式に花魁の衣装が当たり前の感覚になってしまった現代では、何でもアリ!?になっている感じがします。

そもそも、成人の日のお祝いの式典の意味合いを考えますと花魁衣裳は絶対に結びつかないはずです。でも成人式では花魁衣裳の方がいらしてもビックリされる方は少ないほど、ファッションのひとつとして受け入れられているのかもしれません。

七五三のお祝いには七歳、五歳、三歳のそれぞれに祝いの意味があることをご存じでしょうから、お衣裳も昔ながらで何か変化をつけるようなことはあまりされないと思います。
レースや飾り物など洋風のものを取り入れるくらいでしょうか。

七歳で花魁衣裳はないですしね。

・・・と思って検索してみましたら、七歳でも花魁衣裳の写真がありました・・・。
ど、どうして。。。

???

ごめんなさい、花魁衣裳についてはココでストップします。
さすがに七歳では・・・。
受け入れることのできない私でございます。


えっと、袴に帯揚げを使うことを受け入れた方が良いのでしょうか?というご質問を頂きまして。割と最近聞かれることが多くなりましたので書いてみたいと思います。

着付けの現場で、お客様からそのようにというご依頼がありましたら、ご要望通りにして差し上げるようになりますね。

ただですね、着付師に着物の知識があるか否かによって、お客様のお考えも変わるかもしれませんから、知識としてお客様にお伝えするべきことはあると思うのですね。


着物の着付けで帯揚げを使う理由


帯揚げはファッションのひとつでもあったと思うのですが、そもそも帯枕のガーゼを隠すためのもの。
帯揚げはほんの少ししか見えませんが、斜め後ろからの着物姿には、帯揚げの整え方の美が気になります大切なポイントとなります。

20141225振袖用創作帯結び

着付けがよろしくないとこの部分が美しくなかったり、帯揚げが落ちてきたりしますので、気を抜けない個所でもあります。
前姿にも影響しますしね(^_-)-☆


この帯揚げの下には、帯枕のガーゼや三重紐がかかっています。

お太鼓でも同じですよね?
下の写真は帯枕のガーゼのままで帯揚げをかけていません。

二重太鼓の柄合わせ●帯枕のガーゼ


帯揚げがないとやはり美しくないですよね。
この角度は結構帯揚げが目立ちますので、美しく整えなければなりません。

帯揚げの役割は、帯枕のガーゼを隠すためのものとして定着し、無くてはならないものになっています。

このお太鼓の写真は、前にご紹介しましたお太鼓の柄を合わせる方法として動画を撮影した時のものです。



写真では柄が合っていませんでしょう?
ここから柄を合わせる方法や、お太鼓部分に折り線がついている場合の対処方法なども作りたかったのですが断念しました。
また時間が出来たらこのような内容の動画も撮ってみたいと思います。



式典の袴に帯揚げは不要ですが謝恩会ならお洒落!


こうして着付け小物の役割について考えてみますと、袴には帯揚げは不要ということが分かります。

ではなぜ帯揚げをしたくなるのか?ですよね。

もうファッションのひとつでしかありません、ということです。
コサージュを付けるのも同じですよね。

お洒落を楽しむためのものであれば何でもいいんじゃないの?と一般的にはなると思いますが、正統派の着付けを学んだ方ですと、ココに違和感が!

一般的にT・P・Oの心得のある方もきっと同じ気持ちではないかと思います。

袴の着用は多くの方は卒業式。
式典ですから式典に相応しい装いでなくてはならないのですね。

結婚式に黒留袖をお召しの方が、白の帯揚げは可愛くないからピンクにします!という訳にはいかないのと一緒ですね。

男性の礼服に白のネクタイでは他の方と一緒だから、お洒落に目の覚めるようなブルーのネクタイにします!という方はいらっしゃらないと思います。

それらと変わらないと思います。

ファッションだからなんでもアリなのではなく、その場に相応しい装いをすることが自分の為ではなくその集まり、相手を思っての装いとなるものですので、それが伝統や格式を重んじる日本人の心ではないかと思うのです♪


お客様にお伝えするのは、帯揚げの役割についてということ。
卒業式の後に謝恩会にも袴のままで・・・ということでしたら、その時には華やかになるように工夫して差し上げると良いですよね。

卒業式では帯揚げを控えめになるようにまたは表には目立たないように隠しておき、卒業式後にはこの部分を引き出して~と、ご自身で整えられるようにして差し上げるなど、方法はいろいろとあります。

堅苦しいことを言っても仕方がないわ!今は何でもアリの時代なんだからと考えるのも理解できます。
着付師はいろんな知識がありますがお召しのご本人様はそこまで詳しい知識をお持ちの方は稀だと思いますので、情報を提供しご判断頂ければいいと思うのです。

知らずに華美にしてしまい周囲から白い目で見られてしまったとなってはお気の毒です。
「着付師さんが教えてくれればこうはしなかったのに・・・」となっては一生に一度の記念の日なのに申し訳ないですものね。
お伝えした後、「でもやっぱり使ってほしい!」「華やかな方が良い!」ということでありましたらご希望通りに仕上げて差し上げればいいのですものね。

袴姿でも華美な装いはNGというところもありますので、着付師としての配慮はあった方が良いと思います。


こうして熱く語っても、レンタル衣装が年々華やか(派手)になっている感じがしますので、意味ないかも・・・と思ったりもします。

成人式や卒業式のお着付けでは全ての方が華やかな装いを好まれるものでもありません。大学によっての違いもあると思いますし様々です。

素敵にゴージャスに、華やかさを演出できる技術をお持ちでも、お客様への押し付けにならないよう注意しなくてはいけないですね。
知識があれば式典に相応しい装いを優先し勧めることが出来ます。(押しつけではなくね)
日本の伝統文化を継承していく着付師ですから、お洒落に着こなす普段の装いと、式典での装いでは着付けが違うことは理解できていると思いますので、お客様へどのようにお伝えできるかにかかっていると思います。

お客様の振袖の準備で、どう見ても華やかな着付けがお好みでしょう!と思い、帯揚げでお花を作って準備していましても「私、派手好みではないので」とのお言葉を頂戴することもあります。(経験ありです)

いろんな意味で気は遣って遣い過ぎにはならないと思います。
お客様との会話からいろいろと引き出させて頂きましてお好み通りにお支度させて頂く流れを作ることも私たち着付師の仕事だと思っています。

お客様にとりまして最高の卒業式となりますよう頑張れたら素敵!
私たち着付師もキラキラと輝けます♪


LINE@お友達募集中です♪


ご登録くださったら、ぜひメッセージを送ってくださいね。
お返事させて頂きます♪

▼スマートフォンの方はこちら
友だち追加数

▼PCの方はQRコードを読み取ってくださいませね。






ブログランキングに参加しております


お時間がございましたら、1クリックをよろしくお願い致します。
皆様に温かく支えて頂きまして、心より感謝しております。
本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物着付けへ
着物着付けランキング
 
関連記事
カテゴリ: 袴の着付け