【着物の着付け】お客様の姿勢から計算するお着付け

普段の着付け技術に加えたい仕上がりの着姿を美しくするための配慮。

今日もよろしくお願いいたします

にほんブログ村 ファッションブログ 着物着付けへ
にほんブログ村
 
振袖の時は多くはいらっしゃいませんが、私よりもお姉さま方のお着付けの時には、姿勢を意識してお着付けすることが多くなります。

私は猫背になりやすく、気付いては姿勢を正すような感じで、猫背を気にしています。
猫背になった話や姿勢のお話になると長くなりますので(笑)今日は止めておきますね。


身体の歪み


お歳を重ねていきますと体調を崩したり、お怪我中や完治後にもある個所をかばうことから姿勢が悪くなったりと影響してしまうことがありますね。

着付けの時、お客様の姿勢で気になることがありましたら注意して着物の着付け上がりに影響することがないかを考えながら進めるようにしています。

喪服のお着付けでは喪服をお召しになる年齢からしても体調がよろしくない方が多くいらっしゃいます。
お着付け前や、お着付け中にお客様との会話から、お客様が喪服をお召しになるうえで不安に思っていらっしゃることをお話しいただけるよう流れを作ると、そのことについての解決策のご提案やその部分を補うための着付けとして進めることが出来ます。

注意点については講師養成講座の方で書いていますが、今回喪服の着付けであったことをこちらに書いてみたいと思います。

お客様の中心を見極める


着付けに入る時、お客様は姿勢良くお立ちくださいますね。
お着付けの流れがスムーズになるようお気を遣ってくださったり、有難く感謝しながらのお着付けはよくありますね。

姿勢良くお立ちくださるとお着付けしやすく有難いのですが、お着付け終了後にいつもの楽な姿勢に戻りますと、裾線が長かったり、左右のどちらかに偏りが生じたりします。

言葉かけの際の言葉選びは大変ですが、状況を詳しく知ることで行う着付けとそうでなくお着付けしたのでは着付け終了後にその影響が出てしまいますので、どのような状況なのかをお話し頂けるような環境を整えることも着付け技術と同じくらい大事なことと思います。

今回の喪服のお着付けでは、傾きのあることを気にされているお客様でした。
正しい姿勢をして頂き、普通にお着付けをしたのでは、傾きが強調されてしまいますので、そうならないよう着付けを進めました。

着上がりでは傾きのある様子は一切わかりません。
気にされていた部分を気にならないようにさせて頂きましたことで、お客様はホッとされた表情になられました。翌日、不都合な点はなかったと言って頂きましたので、前日と同じ流れでお着付けをさせて頂きました。

もし、着付けに癖があり、どちらかに傾いてしまう着付けの場合、この傾きとお客様の傾きが合致してしまったらさらに強調させる着姿となってしまいます。
そのような着上がりでしたら、お客様はきっととてもとても気にされるはずです。

普段の着付け練習で、衿合わせ、おはしょり、前の帯位置、後ろの帯位置を少し傾けたらどのような流れになり、どのようなところに気をつけたら良いのかの注意点が見つかりますので意識しての練習は大いに役立ちます。

単純に斜めに帯を巻くだけではバランスが取れませんので、意識するところを見つけられると、そのようなお着付けをする時が来ました際には焦ることなく冷静に進められますね。

喪服では、私の経験では姿勢を気にされるお客様は多くいらっしゃいます。ほんの少しで、周りからしますとあまり分からない方もいらっしゃいますが、ご本人様はとても気にされていますので、やはり配慮した着付けの流れにしないといけないと思いながら進めています。

どこで見極めるのか、いつ確認するのか、どのような話しかけ方でお客様の状況を引き出せるのか、難しい・・・と思う部分はありますが、意識しながらの練習は必ず多くのポイント見つけられます。

お客様が気にされている部分を、気にされなくても済むお着付けで安堵された表情を頂けるようにして行きたいと思いました。


喪服の着付けが続き、新たに思うことがあったりしましたので、また改めて書きたいと思います。






ブログランキングに参加しております


お時間がございましたら、1クリックをよろしくお願い致します。
皆様に温かく支えて頂きまして、心より感謝しております。
本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
 
にほんブログ村 ファッションブログ 着物着付けへ
着物着付けランキング
 
関連記事
カテゴリ: 着付け技術