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久しく着ていなかったグレーの紬。
もう何年袖を通していなかったかしら・・・(*^^*)
20代の頃はステキ!と思っていたのに、今の年齢になってみるとやっぱりお地味ですね。。。
渋好みの私は、このグレーでもそれほど地味とは思わずにいました。
いつも渋い色合いの着物や帯ばかり求めていた私に、周囲の大先輩方のお言葉は「あなた~地味ね!若いんだからもっと明るい色を着なさいよ~(^^)」とよく言われておりました。
ホントね、今になってその通りだと実感します。
私の周囲の方で20代の方がもしこのように渋い着物を買おうとされていたら、間違いなく同じ言葉をかけるでしょう。

でもこの紬、意外と「素敵ね!」とお声掛け頂きます。
縞模様でも太さが違っていますのでスッキリ(細く)見えるのと(笑)、この時期とっても爽やかで目を惹くようです♪
グレーでも薄いお色ですものね♪
ええ、気に入っております。
ただ、顔色が悪く見えてしまうため、笑顔を絶やさないようにしております(笑)
八掛(はっかけ)
八掛(裾回し)はやっぱり昔の定番カラーでしょう?
紬には決まってこのくらいのお色を付けておりました。
紬と言えば赤!という時代だったかもです(^_-)-☆
まぁ、こちらの着物はとってもお地味ですので、20代で作るのならやっぱり「せめて赤にしなさい♪」という雰囲気だったかもです。
それでも、赤でも渋めがいいと、懸命に渋めの赤を探しておりました(笑)
でもこの着物に黒や濃いグレーの八掛をつけたらすっごく素敵だと思うんですよね。
50歳を超えたら八掛を黒にしてみようかしら・・・。
な~んて、久しぶりにこの着物に想いを寄せてみました(*^^*)
八寸名古屋帯
気温が上がってくるとやっぱり着物は暑い為、暑がりの私は芯の入っている九寸名古屋帯は避けたくなります。八寸名古屋帯は芯が入っていませんから、暑さ対策にもなりますしね。
この帯は何度も登場しておりますが(笑)、組織でざっくりとしているので、爽やかです。
もうお疲れな感じにはなってきてはいますが、まだまだ私のコーディネートには欠かせない大切な帯ですのでくたびれないよう大事に大事に扱っていきたいと思っています。

帯締めは二分紐と三分紐
帯締めは市松柄の三分紐と、2色使いの二分紐です。
着物や帯と一緒で、20数年ほど前のものです。
あっ!二分紐は少し新しいかも(^^)
息子が生まれてから買った記憶があります。
それでも結構前ですね・・・。息子は来年成人式を迎えますので・・・(^^)
二分紐はしっかりと締まる良い組み紐ですが、市松柄は最近ちょっとゆるみやすくなってきました。前から、キッチリ締まるものではありませんでしたので、もともとの組みがあまりよろしくなかったのかもしれません。
帯締めはやっぱり手組みに限りますね。
こうして二本使いにすることで、緩みやすい市松の三分紐を二分紐がカバーしてくれています。
もし私の様に、緩みやすい三分紐がお手元にある方は、このように別のしっかりした三分紐と組み合わせてお使いになると、まだまだ出番がありますのでコーディネートしてみてくださいね♪
お仕立て(断ち)によって着物の表情が変わる模様
縞柄でもいろいろな縞がありますよね。
規則的に並んでいるもの、この紬のように反物の幅全体で一つの模様になっているもの、いくつかのパターンが繰り返されているものなど。
反物幅いっぱいで一つの模様になっている場合、お仕立て方(柄の合わせ方)によって着物の表情が変わってきます。
私のこのグレーの紬は、寄せ断ちで仕立ててくださっています。
中心から左右同じ流れになって仕立て上がっていますね。左右対称にしてくださっているのですね♪お陰様で細く見えているのかも(笑)
同じ模様の配置の繰り返しになるよう追い断ちで仕立てると、また雰囲気が変わりますでしょう?イメージしてみてくださいませ(^_-)-☆
着物を仕立てる時、追い断ちにするのか、寄せ断ちにするのか、またもうちょっとこだわって入れ替えて仕立てるのかによって、同じ柄の着物でも雰囲気が変わってきます。
お仕立てをお願いするとき、この辺もちょっとイメージすると、楽しいと思います(*^^*)
断ち方について画像付きで詳しく解説してくださっているサイト様を発見!
良かったら参考にされてみてくださいませ。
和裁 追い裁ち/寄せ裁ち 着物通販【きものACT】
断ちを気にしないで良い縞柄

断ちを考えたい縞柄

断ちによって素敵な流れにも

縞の着物はおはしょりに注意が必要
おはしょりの衽線が揃っていると、前姿が綺麗に見えます。
柄のあるお着物の場合は、その柄によっては多少ずれていても分からなかったりしますが、縞柄の場合はハッキリと分かってしまいます。

この着物の場合は、衽線だけでなく、前身頃にもちょうど太めのラインがあり、ここを合わせないと「ん・・・!?」と思われてしまいそう。
難しく考えず、衽線を普段から意識していれば自然と前身頃の柄も合うようになります(^_-)-☆
格子柄の場合
格子柄、チェック柄、市松柄・・・といろいろと呼び方はありますが、この様ながらの場合はおはしょりに注意すると更に美しくなりますね。
もともと、おはしょりは斜めになってしまいますので、手を加えることで生地を歪ませることなくおはしょりの下線が真っ直ぐに決まりますね。
格子柄が綺麗に出るようにおはしょりを整えるようにしますと、自然と格子柄が身頃と衽に合います。
ただし、柄が大きい場合には反物の長さ、お仕立ての身丈との兼ね合いもありますので難しくなってきます。
どうしても合わせて着たいという方は、お仕立ての時点で少しだけ身丈を長くお願いすることでおはしょりを上げての調整が可能となりますから、出したい部分を出せるようになります。
既に仕立て上がっているお着物の場合は、腰紐の位置を少しずらすことで多少のゆとり分が出来ますから調整可能となりますね。
工夫して着てみるという意識を持つと、柄物の場合またちょっと違う見方が出来て楽しくなると思います。
何年も着ていない着物たち、可哀想ですよね・・・。
箪笥から引き出して着てみようと思います。その当時の想いが懐かしくよみがえりますものね。タンスの整理も兼ねて懐かしんでみたいと思います。
また写真撮ってみますねっ♪
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