美しい帯結びには自分の癖を知ることが大切♪

自装も他装も、どちらにも当てはまることです(*^^*)

今日もよろしくお願いいたします

　
写真を撮るとよく分かりますが、着物でも帯でも、着付け方法に癖が表れてしまうことがよくあります。

私の場合、自分では気づかないうちに、左が下がっているようです(^^;)

先日、息子に動画を撮ってもらいました。
少し前にテキスト販売しました結ばない帯揚げの整え方の私が実際に行っている流れを追加テキストとしてプレゼントしましょう！と思って。

その日はハードな一日で、疲労感いっぱいでしたが何とか撮影して早めに皆様にお知らせをしようと思っていたため、とても気持ちが焦っていました。

撮影中「お母さん、左が下がってる！」と何度注意されたことか・・・(笑)

姿勢もそうなの、左がどうしても下がってしまっています。
肩から下がっている為、写真を正面から撮ると中心が中心でなくなってしまうのです。

もう直りそうにないので諦めてはいるのですが、撮影となるとやっぱり意識してしまいます。
だって恥ずかしい姿を人様にお見せできないですもの。。。(乙女心がドキドキ(笑))

そんな感じで何回も撮りなおしをしつつ、パソコンで編集と思ったら、あらら、NGとなる部分が他にも見つかり、その後まだ先に進んではいないのですが・・・。

私の手の動きをご覧頂きたいので、諦めずに撮りなおしを致します。
もう少しお待ちくださいませね。

と、撮影のことではなく癖についてのお話に戻しますね。

自装で癖を発見する方法

自装の時は左が下がりやすい私ですが、他装の時は鏡を見ながら進めていますので、現在は特に問題なく進めております。

むか～しは左右のバランスが悪く、どうしてこうなっちゃうの！？と解決の糸口が見つからずにいました。

帯結びは仕上がってから直そうとしても直らないですよね。
簡単に直せてしまうようでは締めが甘いことになりますものね。
ん～、難しいですね。

まずは自分の癖をよく知ってくことが大切ですので、自装の練習中の方は、帯を巻く時、

＊ひと巻き目で下がってしまうのは左右のどちらか

＊ふた巻き目でひと巻き目の影響が出ていないかの確認

＊締めた後の左右の下がり具合はどうなっているか

を確認しますと、ご自身の癖がハッキリと分かります。
そうなりますと、その癖を直そうと意識しますね。こうなればもう大丈夫！
左右のどちらかが下がってしまう帯結びにはなることなく、美しい仕上がりになります。

他装で癖を発見する方法

他装の場合は、ボディちゃん相手の練習中に鏡を見るようにしますと、ご自分の癖がよくわかります。
もし鏡の使用が無理でしたら、ところどころで写真を撮ると良いですね。

左右のどちらが下がっているのか、どのような影響を自ら作ってしまっているのかに気付くと、今後大きく流れを変えた着付けへと進んで行くことが出来ます。

左右の傾きがあると仕上がりが美しくなくなってしまいますし、お客様が気付かれた時に直すことは大変ですし、何よりも印象がよろしくありませんね。

普段頑張っている練習では気付かないことを、あえて気づけるように仕向ける努力も大事ですね♪

もちろん、何も問題の無い方はこれらを意識する必要はありません。
もう既にご自分のスタイルが出来上がっているということですので、大変喜ばしいことです(*^^*)

着付師としてのご経験が浅い方は、いろんな角度から自分を鍛え上げて行ってくださいね(^_-)-☆

この他、羽根の作りやバランスでも同じことが言えます。
写真を撮ることはちょっと面倒ですし怖い部分もありますが、写真は正直です。反省すべき点が見つかりますので、身近になっているスマートフォンの活用がとってもお勧めです♪