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美しい後ろ姿の為に!衽線の歪みとヒップが強調される着付けの関係

忙しい着付けシーズンを終えて、ホッと一息の方も多いですね。
春休み開けには入学式のお着付け、また頑張りましょう♪

今日もよろしくお願いいたします

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お着付けにお悩みの方からのメール、卒業式のお着付けを振り返り気になるところを試行錯誤しつつも解決できずに苦しまれているご様子。
また、同じことで気にされている方も多いと思いますのでちょっと書いてみたいと思います。

着付けで気を付けたい着物の後ろ姿は、帯結びの他に、

  • ヒップのふくらみ(お尻のほっぺ)が目立つ着付け

  • ショーツのラインが分かってしまう着付け

  • 後ろから右脇にかけてのドレープが出来てしまう着付け


です。

見た目にも美しくないですし、お召しのご本人様がとても恥ずかしい想いをされます。ご本人様がお気付きでなくても、一緒にいる方も気になって仕方がないと思います。

そうならない着付けになるよう、気持ちをそちらへ少しだけ向けると着付けの流れが変わり美しい仕上がりになってきますね。


着付けでヒップ周りが窮屈なのはNG!ショーツラインが丸わかり


ヒップのふくらみ(お尻のほっぺ)が目立ってしまったり、ショーツのラインが分かってしまう着付けは、ヒップ周りが窮屈な着付けのため起こります。

この部分は、こちらも併せてご覧くださいませ(*^^*)

お着物姿のヒップライン美しい?恥ずかしい?


着付けでヒップ周りが窮屈ですと衽線が合わせにくくなる


衽線が真っ直ぐにならない、おはしょりと合わせられないということも起きてくると思います。
大変な時には、おはしょりの衽線との差が数センチもあり、衽線を合わせるのにとても苦労してしまう。。。

原因は上前の合わせ過ぎにあります。

ご自分で作業を増やす着付けにしてしまっているんですね。

極端にズレてしまう時はヒップまわりがピッタリになりすぎてしまうことも多いと思います。前も後ろもよろしくない着上がりになってしまいます。

着付けている時は、間近で見ている為に気付きにくく、お見送りの時に「あれ?ヒップが・・・(滝汗)」となることが多いと思います。
着付け直しもできませんし、困ってしまいますね。


写真撮影だけならまだ何とか・・・


お客様が立ったまま、写真撮影を終えすぐに着物を脱いでしまうのでしたら一時のこと。でもやっぱりヒップ、ショーツのラインが目立ってしまった写真が残るのはお気の毒ですね。。。

まぁ、前姿だけなら大丈夫ですね。


しかし、お出掛けで数時間、一日お召しの場合、当然座ることもあるでしょう。
その時に、ヒップ周りにゆとり分がないと、窮屈で仕方がありません。
背中心部分の縫い糸が裂けてしまうことはまずないと思いますが、時を経た着物の場合着物地も縫い糸もかなり弱っています。
最悪の場合、避けてしまう可能背もあります。


避けるまではいかないにしても、ゆとり分がないと、前のおはしょりの下あたりに座った時のシワが出やすくなります。ピッタリと体にフィットしてしまっているのですから、止むを得ませんね。
少しだけゆとり分があれば・・・。
ゆったりと座ることができますでしょう?


ヒップ周りにゆとりを持たせるために注意したい着付け方法


裾合わせの際、裾線が下がらないよう、着物地をヒップに合わせ前に引きながら決めると思うのですが、この時結構前に引き過ぎていませんか?

強く引きながら、上前を決める時もその力を緩めず、ときには力いっぱい引きながら決め、下前を入れ込むときも同様の力加減。

これではヒップ周りがピッタリになりすぎ、ゆとり分は生まれません。
引き過ぎるとヒップのラインが目立ってしまう着付けになります。

また上前を合わせすぎる(引っ張りすぎる)為、衽線がお客様の右寄りになってしまい、結果仕上げの衽線を揃えることが非常に難しくなってしまうわけです。


今やっている作業が、その後の流れにどのようにつながっているかを考えられるようになりますと、ここで上前を深く合わせ過ぎるということもなくなりますので衽線を合わせるのも楽になります。

更に、ヒップ周りを窮屈にしてしまうこともなくなりますので、ショーツのラインの心配やヒップのふくらみを強調させる着付けにはなりませんので、お客様に恥ずかしい思いをさせてしまうこともなくなります。

ヒップが強調された写真が残るのはやっぱり恥ずかしいと思いますので、裾合わせの時にはヒップ周りにゆとりを持たせられると良いですね。

ゆとり分は必要ですが、ありすぎるとこれはまたこれでフカフカとしてしまうヒップ周りになるため美しくありません。加減が大事ですね。


着付けをされる方はご自身でも着物を着ましょう


これもご自分で着物を着られる方は、ヒップが強調されると恥ずかしいことを知っていますので、そうならないように配慮した着付け上がりになります。
窮屈ですと立ったり座ったりする際に、着物にシワを寄せてしまうことも充分知っていますし動きにくくなるということも知っています。

腰回りの補整も、動いたときにどのようになるのか、お手洗いで面倒なことにならないかも考えながらの着付けになります。

ご自身で着物を着ることがお客様への配慮に繋がりますので、「裾線が下がらないように」「体にフィットさせなくては」と必死なることもありません。

経験されないより経験しておいた方が、着付技術や(お客様への配慮にさらに磨きがかかりますね(^_-)-☆

**注意**
着物地の糸質によってはどのような着付けをしてもシワになってしまうこともありますので、このような場合は着付け方法では回避することはできません。
ゆとり分を持たせた着付けであっても座るとシワになってしまいます。


洋装のドレープは美しいが、着物に出来るドレープは美しくない


ヒップより下にドレープのたるみ分が出てしまうのは、下前を決める際の甘さが原因ですね。

以前王子の講座で後ろから右脇にかけて出来てしまうドレープをとても気にされていた方が、その時の講座で即解決!
その後の講座にご参加頂いた際にはとても美しい裾合わせをされていまして、ご自分の流れを確立されていてとても嬉しかったです。


ドレープが出来てしまうのは、ご自分でそのような流れを作ってしまうためで、ドレープが出来ない流れを作るだけで問題解決です。

このドレープは曲者で、下前にもできてしまい、着物地が薄めの場合には上前にも影響してしまいます。
上前の柄によっては目立ちにくいのですが、色無地などでは美しさが半減してしまいますね。

洋装にはデザインによってのドレープはとても美しいですよね。
でも着物にドレープは美しくありませんので、不要なドレープが出来ないよう、その先のことを考えて手の運びを研究するとご自分の癖が見えてきます。


もし、これらのお悩みをお持ちになっている方で解決できないようでしたら、どなたかに着付けの流れをチェックして頂くと良いと思います(*^^*)

自分では気づかない癖を探して頂き、その癖を直すことで衽線の問題、ヒップが目立ってしまう着付けやドレープのできてしまう流れを美しい流れへと変えることが出来ます。


入学式の着付けに向けて、研究してみてくださいね♪




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カテゴリ: 着付け技術