他、ネットからも、注意点の質問を頂きました。
今日もよろしくお願いいたします


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お嬢様は美容院で、お母様はご自身でのお着付けという流れも割と多いですね。
着付けを習っていたお母様ですと、せっかくの晴れの日、ぜひ着物を着ましょう!となりますものね。
久し振りに着るときにはいくつかの注意点があります。
もし同じように「私も着物で行くわよ!」というお母様がいらっしゃいましたら、ご覧になってみてくださいませね。
お役に立てましたら嬉しいです。
必要な着付け小物のチェック
習っていらした着付け教室によってオリジナルの着付け小物がある場合は、やはり慣れた着付け小物の方が良いですものね。
練習なしで当日を迎える方はいらっしゃらないと思いますが、出来るだけ早めにその練習日を決めましょう。
古くなった着付け小物は壊れてしまう可能性大ですので、練習日の前にチェックすることをお勧めします。
チェックが必要な着付小物
特に、コーリンベルトなどの留め具(金具)はプラスティック製の場合は劣化で割れてしまうことがあります。
ゴム部分がくっついてしまっていることもあります。
金具の場合、さびが生じていることもありますので、必ず開閉してみて使えるかの確認が必要ですね。
紐類はアイロンをかけておくと着付しやすいです。
モスリンの場合、虫食いが気になる場合もありますが、新たに購入することはありませんので、気持ちよく着付けられるように天日干ししてからアイロンでスッキリです!
伊達締めなども、仕舞いっぱなしではちょっと気持ちが悪いですから天日干しして気持ちよい状態にしておきましょう。
着付け小物の素材が正絹やモスリンの場合、お洗濯されると縮みが気になりますが、スッキリしたい方はそれぞれの素材に合わせた洗剤でお洗濯しても良いですね。
私のお客様で、毎回、お着物を着用後にはモスリンの腰紐、正絹博多の伊達締めをお洗濯し、綺麗にアイロンもかけ次の着用のために整えておかれる方もいらっしゃいます。
習慣になると手間とは思わず、楽しくなるようです(*^^*)
草履のチェック
履物は長期間履かないとすぐに傷みます。
接着しているところが剥がれたり、鼻緒が緩んでしまっていたり、歩いている途中でそこが剥がれてしまったり・・・。
少し触ってみて、状態を確認しておくと安心ですね。
万が一のために輪ゴムやボンド、セロテープなどがあれば剥がれたものをとりあえずくっつけることが出来ますね。
補整のチェック
若かりし頃と現在では・・・。
人のことを言える立場ではありませんが・・・(汗)
体型が変わっていることは幸せな生活の証で、着付けを習っていた頃の補整と同じにするにはちょっと無理があったりします。
着付け教室、学院によっては補整用品を手作りされるところもありますね。その補整では厚すぎてしまう場合もあります。
お着付けに参りますと、このような手作り補整をお持ちの方の着付けには少しだけ頭をひねり考えます。
厚すぎますが、そのタオルしかないことが多い為、何とか必要な部分に必要な厚みにするため工夫します。
ご自身で作ったものという点で愛着があるとは思いますが、思い切って薄めにする勇気も必要です。
その方がスッキリと美しい着姿になります(^_-)-☆
補整が多すぎますと、それに伴って帯の長さも足りなくなる場合があります。たっぷりの長さのある帯でしたら締めにくくなることはありませんが、そうでない場合、ご自身での着付けにご苦労されてしまうと思います。
補整はどちらかと言いますと、し過ぎるよりも少し控えめの方が美しいです。
着付けのチェック
久し振りの着付け、頑張る気持ちが先に立ち、鏡をよ~く見ながら慎重に進めますね(^_-)-☆
着姿をチェックしながら進めて行く着付けはとても大事ですが、鏡に頼りすぎると重大なミスに繋がりやすいので注意して頂きたいと思います。
鏡の中の姿が本当の自分と勘違い!
鏡って見慣れていますので、そのまま自分だと思ってしまいがちですね。
普段着物を着ている方は間違えることはまずないのですが、久しぶりにお召しの方の場合、衿合わせを間違えることが多々あります。
街中でも見かけることが年に数回はあります。
鏡の中の私は衿合わせが逆になっているのが本当の、正しい姿です。
鏡の中の私が美しい衿合わせになってはいけません。
長襦袢の衿合わせを間違えてしまうと、着物も当然間違えてしまいます。
長襦袢が勝負!
長襦袢の衿合わせの時、「鏡の中の私」に騙されないように(笑)、注意して進めてくださいね。
「左上前(ひだりうわまえ)」
着物は左側のものが上に合わせるように進めますと間違うことはありません。
分からなくなりましたら、左を上に合わせるって思い出してください(^_-)-☆
普段から紐類も皆、左が上になるようにしていると間違えにくくなりますのでお勧めですよ(^_-)-☆
質問を頂いてお伝えしたのが、小物のチェックと着付けの時の鏡のこと。
練習を始める方はぜひ頑張って頂きまして、素敵な成人の日をお迎えくださいませね。
さて、明日の講座の準備もOK♪
気合充分で参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
素敵な笑顔でお越しくださいませね。
は~い♪
もちろん、ビシバシ参りますわよ~(笑)
では、おやすみなさいませ♪
※お返事送れております。ごめんなさい。
ご質問やお問い合わせメール、明後日にはすべての方へお送りいたします。
もう少しお待ちくださいませm(__)m
よろしくお願いいたします。
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