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振袖の帯結び練習!崩れない帯結びに仕上げるには!?

帯結びの練習、行き詰ってしまい悩んでいらっしゃる方いますか?

今日もよろしくお願いいたします

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成人式に向けての帯結びの練習、頑張っているのに、なんだかまとまらない…という思いや、バランスがつかめない…というようなお悩みを持ち始めると先に進めなくなってしまいますね。

その想いを解決しましょう!

そして頭をスッキリとリフレッシュして、その先へ進みましょう♪


振袖の帯結び!崩れない仕上がりにするには


創作帯結びって、難しく感じますね。
帯の長さ、お客様の体型、帯質などによって練習の通りにはなかなか進められないもの。

だからこそ、臨機応変に対応する判断力が必要となります(*^^*)

90%以上が練習通りにはいかないと思っておくことで、いざそうなっても慌てることなく冷静に着付けをすることが出来ます。

「こんなはずじゃなかった・・・」
「失敗したかも・・・」

そんな思いは無くなります(^_-)-☆


帯結び全体の大きさを考えましょう


創作帯結びは大きく仕上がりすぎになってしまうことが多々あります。
自信がないから、華やかにしたいから、などといろいろな理由はあると思います。

大き過ぎた帯結びは崩れやすいです。
大きく作ってしまった帯結びは小さくすることは出来ないのです。

お召しの方の体型によってバランスがあります。

身体よりも横に出てしまっている帯結びの羽根は、人や物に当たってしまいすぐに崩れます。ですから当たってしまわない大きさ、羽根の配置にすれば崩れにくくなります。


背から離れない帯結び


昨日も書きましたが、台座の安定性が大きく関わってきます。
台座を作ること、その台座にしっかりと支えてもらえる羽根の配置にすること。
羽根の流れ方も大事ですね。

無理な流れを作らないことが大事です♪


仕上げの帯締めで崩してしまう帯結び


私自身もね、慣れない時はやってしまっていました。
せっかく美しく仕上げてきたのに、仕上げの帯締めの段階で、自ら背から離してしまう行為。
これは絶対にNGです。

でも知らない時は行けないこととは知らずに行ってしまうんですね。
仕上げの帯締めはとっても大事。
絶対に崩さないようにしませんと、今までの苦労が・・・(汗)


帯のゆるみも崩れの原因


帯結び、後ろの創作はとっても美しく仕上がったのに、何だか前がズタズタ・・・。
羽根の配置や創作に夢中になっているうちに、帯が緩んでいることに気付かないまま、仕上げの帯揚げ帯締め。

前での作業にもう泣きたくなることも・・・。

でもお客様はもっと泣きたい気持ちですね。

帯下を持って、ズズズっと帯位置を上げたくても、もう緩んでしまっているのでどうにもなりません。

作業をしながらも全体に気を遣いながら進めることで防ぐことが出来ますね。


羽根が美しくないと崩れて見える帯結び


せっかく、完璧!と思っても、これは帯結び!?芸術作品!?
あまりにも個性が強すぎ、一般的な帯結びから離れすぎてしまいますと「美」ととらえられなくなる場合もあります。
創作であっても、帯結びなのですものね。

ひだひだの帯結びであっても、折り目は美しく仕上げたいのが着付師だと思います。
帯を大事に・・・ですね!


帯枕の安定が悪い帯結びは時間とともに崩れなります


帯枕をしっかりと背につけられますか?
ちょっと不安~(汗)
そう思われている方も多いのではないでしょうか?

もしご不安でしたら、着付けボディちゃんに仕上げた帯結びに枕を付けた後、その枕を持って上下にゆすってみましょう。
しっかりと背についていたら、一日お召しになって頂いても崩れることの無い帯結びに仕上がっています。
少しでも動いたら、数時間後には、枕の位置が下がり、最悪枕は台座よりも下の位置になり、完全に「崩れた帯結び」となっているでしょう。

枕を安定させて背に付けられるように固定させる練習が必要ですね。

背にしっかりと付けることが大事です。前でギュウギュウ締めつけても全く意味がありません。
全体の流れをよく理解して、お客様は苦しさを感じることなく、背にはしっかりとびくともしない安定したつけ方を身に着けたいですね。

怖いものなしです(^_-)-☆



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カテゴリ: 着付け技術