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着付けで補整をさせて頂く時、どのくらいの補整をして、どのような仕上がりになるのかを事前にお客様へお伝えすることが大切ですよね。
着付師の皆様はどうされていらっしゃいますでしょうか?
仕上がってみたら、「私こんなに太ってないもん!」と言われてしまったらお着付け直し・・・。
特に20歳のお嬢様は敏感に反応されるでしょうね。
お年頃ですものね。
言葉かけが大事ですね。
衿下の補整はどうして必要なのか?
私たち着付師はこの箇所にこのくらい補整して・・・とすぐに判断し、その通りに進めたくなります。
でもお着物に慣れていなくて、着物を着た経験の無かったり、少なかったりしますと着付師さんの言われるまま「お願いします」となります。
その結果、着上がったご自分の姿を見て「こんなはずじゃなかったのに。。。」と悲しい想いになってしまっては申し訳ありませんね。
「素人さんには言ってもわからないから・・・」ではなく、分かりにくいからこそ分かりやすいように説明をして差し上げれば納得した補整の着物姿になりますね。
長襦袢の衿を決めたら一度「このような感じで~」とイメージして頂いて、この時点で「ちょっと補整が多いかも?」と感じられるようでしたら、相談をしながら減らしていくとお客様が納得した補整になりますね。
ウエストも同じですね。
振袖のお着付けではなく、喪服のお着付けでも、余分な補整を嫌われるお客さんが多くいらっしゃいます。
この時期、七五三のお着付けとともに、お母様のお着付けも併せて頂きますね。
お母様としてどのようなお着付けをお望みなのかを着付け開始前によく確認することはとても大事なことですね。
多くは、ご結婚前に着物をお召しになられたのは20歳の成人式ということは多くあります。
成人式以降初めて七五三でお着物をお召しに・・・。
補整のし過ぎではちょっと・・・。
どのような着姿をお望みなのかを着付開始と同時にお客様に伺って、ご希望通りのお着物姿になるようお着付けさせて頂きたいですね。
盛り過ぎはNG。
自分らしい着物姿はOK!
着付師個人流の補整を押し付けることなく、お客様のご希望を優先した補整をして差し上げたいですね。
一定の決まりとする補整の基準はありますが、あとはお客様のお望みの加減ですね。
出来るだけ盛りたくなりますが、お着物や帯などお客様の体型とピッタリとあっているのかも確認の必要がありますね。
お背が低く、着物が大きい場合、おはしょりがタップリのはずです。
計算を誤ると、大変なことになりますものね。
計算、足し算引き算大変ですけれど、瞬時に判断して、最適な補整をして差し上げて心地よい着物姿にご満足いただける様頑張って参りましょうね。
11月は着付師にとりまして忙し月です。
充実したお着付けとなりますように頑張りましょう(^_-)-☆

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