帯揚げに汚れが!普通に着付けたら目立ってしまう時

着上がった状態でいろんな汚れが付くものですよね。
ですからその汚れに気付かないと、次回にお召しの際その汚れが顔を出します。

今日もよろしくお願いいたします

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着物を着てお出かけ。
帰宅後、着物を脱ぎ、汚れがないかを確認しますね。

ちゃんと確認していても、見ているところは畳むときに目に留まる部分が多いと思います。
小物もですね。


先日お着付けさせて頂いたお客様。
帯揚げに汚れがありました。

お太鼓から前に帯揚げが渡るところ。
斜め後ろから着物姿を見ると汚れがあることに気付きます。

こちらはお客様のお写真ではなく、私の撮影した画像ですが、この帯揚げの部分です。




お客様がその汚れにご存じなかったため、驚かれていました。
1センチほどの汚れでしたがお色が濃かったの目立ってしまいます。

帯揚げの前姿ですと、表に出す場所をずらすことが出来ますが、この部分はちょっと厳しい個所です。
一般的な絞りではない帯揚げの場合、幅がありますので調整可能です。
今回は、中抜き絞りの帯揚げため、この部分は絞りで幅は狭くなりますので、どうしてもその部分が顔を出します。

ココ、クチャクチャに仕上げれば、汚れが隠れてしまうのでかえって良かったかもしれませんが、それはできません。
ピーンと張った綺麗な状態に仕上げたいですものね。美しさにこだわります。

この部分の帯揚げの処理は、結構人さまに見られているんですね。
正面からですと、素敵なお着物姿を見続けられないものですが、後姿はジ~~~ッと見たくなってしまいますでしょう?

ココ見てしまいませんか?

ですからココは大切なところ。汚れがあっては大変です。


帯揚げの汚れを隠し、美しく仕上げる方法


ご心配は要りません。
大丈夫です!
方法は簡単です。

帯揚げについてしまった汚れの部分をお太鼓の中に隠してしまう。


せっかく帯枕があるのですから、上手に活用(^_-)-☆

帯枕に帯揚げをかけますね。
この欠ける帯揚げ部分に追いひだを取ります。
その状態を保ちながら帯枕にかけることで、しっかりと固定されます。

汚れた部分は全てお太鼓の中に隠してしまいました。
お太鼓の中を覗かれても大丈夫なように、もちろん中も美しい状態に整えました。

汚れ部分があったの?というくらい、全く分からない着上がりです。
とてもお喜び頂けて、またその表情もとても美しいこと。私も嬉しかったです。

着付け中、着物についての疑問などもいくつか頂き、全て解決できるお返事をさせて頂いておりました。着物の世界の奥深さ、知らないことを知る喜び。
お着物にお詳しいご家族様がいらっしゃるそうですので、より着物が身近に感じられたのかもしれません。

「着付けでこんなにいろんなお話を聞けて良かったです(^^)こういう着付けは初めてでした!」と着上がりに頂いたお言葉。とても嬉しかったです。


多すぎず、少なすぎず、ちょうど良い言葉数の着付師に!


着付師はお喋り好き。(たぶん多くの方がそうだと思います♪)

お喋りは大好きですが、出過ぎてもいけませんし、引き過ぎても退屈な着付時間となります。
お客様に合わせて、多すぎず少なすぎない会話の中、心地よい時間と空間で、最高の着付け技術を提供できることが目標ですね。

お客様が心に思っていることを読み取れるように、着付技術と併せて学んでまいりましょうね。

いくつかのシナリオを準備して。


マイナスとプラスの比率を考える


七五三のお母様の装い、とても素敵でした。
これからお子様のご成長とともに、お着物での節目を数多く迎えられると思います。

お手持ちのお手入れもしっかりとして頂き、いつでも気持ちよくお召しになって頂きたいと思いました。その為、今回の汚れ(シミ)は早めのお手入れをされた方が良いと判断しました。


着付け中に何か不都合があった時、お客様に伝えない方が良い場合もあります。
でも、後のことを考えて、負の部分であってもキチンとお伝えをしたうえで、不安になられることのないよう解決策も一緒にお伝えすれば、気持ちよいお出かけが出来ます。

1.帯揚げに汚れがついている現実
2.汚れを落とすのは早い方が良い(方法はいくつかある)
3.今日の着付けには全く支障はない

今回のことはお伝えしないでおいても技術でカバーできることでしたが、あえてお伝えいたしました。
この汚れがいつ付いたものなのか、少なくても本日の着付け以前のものであることが分かります。

そしてその汚れを取る方法の選択肢もお伝えすることで、ご自分が置かれている環境に最適な方法でよごれを落とすことが出来ます。

汚れがあっても全く分からない着付けをすることで、不安は一切なく素敵な七五三のお祝いの日を過ごせます。


この時の伝え方によってはお客様を不快にさせてしまうこともありますね。言葉選び、間、お客様のお考え、全てを頭の中で整理して、最適な表現方法、お伝えする流れなどを考えるようにすると吉!
不安だけが伝わるようになってしまわないように充分に注意したいですね(^_-)-☆





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カテゴリ: 着付け技術