お嬢様の体調が良いと、着付けをする側もとても嬉しくなります。
お天気も心配ですが、やはり主役のお嬢様の体調&ご機嫌が一番大事♪
今日もよろしくお願いいたします


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七五三のお着付で、照れた表情から始め、着付け上がりにはご自分の晴れ姿にはしゃぎたくなっている表情がなんとも可愛らしい。
私も嬉しいわ!
七歳の着付けの準備段階で、作り帯でないと私は思い切り喜びます。
私オリジナルを出すことが出来ますし、お客様のご要望をうかがいながら進めて行く帯結びはやりがいがあります(^_-)-☆
帯の色柄に気を付けること~その1
七五三の帯も一方向に柄付されているものもあります。
割とよく目にするかも(*^^*)
柄をよく見てみて、上下の柄の向きがしっかりと決まっている帯の場合、帯結びも気を付けないといけませんね。
基本の帯結びの場合を思い出してみてください。
ふくら雀と立て矢(末広)は、柄がきちんと上を向くように進めます。
でもお文庫結びは、左の羽根だけが上下逆に柄が出てしまいますね。
創作帯結びの場合、上下が決まっている柄の場合でも、ひだの作りによっては上下を気にせず進められることも多いですが、この場合でも、「こちらの帯は…」と説明をさせて頂いた上で、上下の決められている柄を気にせず結んでOKということであれば創作帯結びに入るようにしています。
一般的な帯は、上下どちらでも気にせずに結べるよう、手から見てもタレから見ても、大丈夫なように配置されています。
でもたれから見た時に上下が決まっている柄付の帯もあることを着付師が知っていませんと、着付上がってから「これは上下が逆よね?」とお客様にご指摘を受けることになります。
当然結び直しです。
お時間がかかりますし、お客様にとりましても大変ご迷惑です。
「上下を決められた柄付であることを知らなかった着付師」という印象が強くなりますし、きっとその方より「あそこの美容院はね…」と悪い評判にもなってしまうでしょう。
美容院からの着付依頼で着付けをさせて頂いている着付師さんは特に気を付けないといけないですね。
▼上下の決まりがない帯



▼上下の決まりがある帯



帯の色柄に気を付けること~その2~
大人の帯の時は手先とたれ先が決められていますので、関東巻きか関西巻かによって前に出る色柄が決められてしまいますね。
時々全通柄の帯もあり、たれ出し線がない帯の場合ご自分の好きな方を手やたれに決めることもできますね。
七五三の帯の場合、たれ出し線がついている帯が多いと思いますが、優先したいのは前の柄。
七五三の帯の巻き方は特別ですから、前の柄が出るところについてもよく考えないといけませんね。
どちらがいいのかしら?と迷ってしまうような帯の場合、着付師の判断ではなくお客様に伺って進める方が良いですね。
間違いがありません。
グラデーションのかかっている方や、柄が華やかになっている方を出したいと思っても、その場合手とたれを逆にしなくてはならない場合も出てきますから、帯の折り線を付ける前に、ちゃんと了解を得ます。
「良くわからないのでお任せします」と言われるお客様でも、帯幅のどちら側を出してほしいかはご家族で話し合っている場合もありますしね。
キチンと説明をしてくれた着付師と、何の説明もなくその時は華やかの帯結びに喜んだものの、解いてみたら手とたれが逆に結ばれていたと気付いたとききっと不満を懐かれると思います。
こうなってはお客様にとっては大迷惑。
「聞いてないわ~!」となってしまうのは当たり前ですね。
言葉かけ、言葉選びは着付師に限らずどんなお仕事でも気を付けたいところです。
着付技術で華やかに仕上げることは現場では大事ですが、仕上がりまでの流れ、場の雰囲気、そして七五三の後のこともキチンと考え、トータルで喜んで頂ける着付けを目指さなくては♪と思います

次はどのよな素敵な帯に出会えるかしら。
楽しみです





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