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予想通り、お客様ご自身のお着物一式でした。
着付けを習われていた経験がおありで、便利グッズもお持ちでした♪
でも、やっぱり、コーリンベルトも腰パットも使わずに、腰紐と伊達締めでのお着付をさせて頂きました。
着付け開始前にはいつものように昨日の不都合点をお聞きしましたが、全く問題ないとおっしゃって頂き、昨日と同じ着付けをさせて頂きました。
昨日の帰り、秋葉原で乗り換えの際、お着物姿の素敵な方を見かけました♪
昨日はお着物にちょうどいい気温でしたね。
夕方の時間でしたから、お出かけの帰りだったのだと思います。
お二人お着物でお話をされながらの乗り換え。
私はその方々の後ろから階段を下りていました。
お二人とも、まだ着付けの経験は浅い方かしら?と感じました。
理由は今日のタイトルにありますように、背中心のズレが目につきましたので。
私の知る限りでは、ほとんどの方が左に寄ってしまうのですね。
背中の中心に着物の背中心が定まらず、本来中心にあるべき着物背中心が幾分左へ寄ってしまう。
これは、癖&クリップを使うから…です。
▼背中心に決められない理由その1【癖】




▼背中心に決められない理由その2【クリップを使う】


右利きの方が多いと思いますので、クリップを右手で持たれますね。
これらのいくつかが重なり、背中心が左に寄ってしまうことが多いです。
私はクリップを使ってのお着付をお勧めしていません。
このように背中心がずれてしまうことを知っているからです。
生徒さんの中には、どうしてもこのクリップをつけないと安心できず、しばらく使ってのお稽古を重ねていた方がいらっしゃいますが、その方だけどうしても背中心がずれてしまうのですね。
最終的にはクリップなしで頑張る気持ちになられ、すぐに背中心の問題は解決しました。
他の生徒さんに「だから最初からクリップなんて使わずに練習しておけばよかったのに~(^^)!」と言われていました。
でもご自身で納得してからでないと、今まで使っていたものを使わずに着付けることは不安なのですね。
お気持ちがとってもわかりますもの。
最終的に「使わない!」と決心して頂き、ホッとしました♪
他装の時に、背中心に決められないという方は、着物に袖を通して頂いた後の流れに原因があります。
やはり背中心の確認は着付けの流れの「今」しか出来ません。
あとからは直せませんね。
他にもいくつもの注意点がありますね。
それらが全て出来るようになると、問題なく美しい後ろ姿になるのですね。
帯結びのようにある程度の形を作っておき、仕上げで調整という訳にはいかないのですね。
このタイミング!を逃さずに確認しなくてはなりません。
自分で着付け練習をされている方は、背中心がずれていないかの確認をしっかりとして後ろから見られても恥ずかしくないわ!と自信を持てるように練習してくださいね。
ご自分の癖を知ることが一番です。
繰り返しの練習で、ご自分の癖を直すことが出来ますので心配することはありませんわ

頑張って頂きたいと思います。
参考にこちらもどうぞ♪
●【着物の着付け:自装】着物の背中心がずれてしまう方の対処方法
●【着物の後ろ姿】背中の斜めのシワ(線)が気になる方へ
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